前回はスカイラインGT-R(BCNR33)の紹介をしました。
今回はこいつ。
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BMW M3(E46)
M3とはBMW Mによって手掛けられたBMW 3シリーズをベースにしたスポーツモデルです。E46型は3世代目にあたり1998年フランクフルトモーターショーで発表され、2000年から欧州で販売が開始されました。日本への導入は2001年からです。特徴として搭載されるエンジンは6連スロットルを備えた直列6気筒3.2L自然吸気エンジンのS54型で最高出力は343PS、最大トルクは37.2kgf.mを発揮します。また、トランスミッションはゲトラグ社製の6速マニュアルか6速シングルクラッチのセミオートマSMGⅡが搭載されています。このSMGⅡというトランスミッションは先代の不評を克服すべく改良された信頼性が向上したものとなっています。この後のM3はエンジンがV8、直6ターボモデルとなっていくので、この現在ではE46型がMモデルで最後のNA直6搭載車なのです。
購入動機
スカイラインGT-Rターボカーとして暴力的な加速を体験させてくれたことに対し、次に自然吸気エンジンに興味を持ちました。シンプルにBMWと言えば「シルキー6」と呼ばれるように自然吸気型直列6気筒エンジンに定評があります。だからその頂点を味わってみたいという欲望で、また時期M3はV8になるということでしたのでBMWの直6NAの集大成であるS54エンジン搭載したE46型M3最終型を購入するに至りました。あの時買っておけばと思いたくなかったのです。トランスミッションはSMGⅡをチョイス、新しいもの好きなのです。信頼性も上がっているということでしたので・・・。外装色はチタンシルバー、内装は黒のレザーシートで落ち着いた雰囲気にしました。
乗ってみて
気持ちいい加速をします。よく言われますがリニアな加速と言えばいいのでしょうね。ターボカーはブーストがかかった瞬間グイっと加速しますが、NAはそうではなくアクセルの踏み込みと加速が直結しているような感じです。初ドイツ車なのですがお国柄なのでしょうか、つくりもかっちりしていて剛性感があります。安心感のある乗り心地です。全長4490mm×全幅1780mm×全高1370mmというボディーサイズは大きすぎず小さすぎずで取り回しもよく手の内に入る感覚で運転できます。
SMGⅡというトランスミッションは少し癖があります。シフトチェンジの際に少しアクセル操作をしてやるとスムーズにいきます。Sモードの5を選択すれば、それはもうなかなか楽しい運転ができます。ゆっくりしたいときはAモードでオートマチック車のように乗っていけます(最近はこれがメインになっている)。
長時間乗っていても疲れません(運転が好きだからかも)。しかし隣で奥様はいつもすやすやと可愛い寝顔で寝ていますから心地は良いと思われます。12,3年前の車なのですがコンデション良好です。とてもお気に入りの車なので大事にしてまだまだ長く付き合っていくつもりです。