これまでの
旅行の最後の目的地は、日産ヘリテージコレクションです。
日産ヘリテージコレクションとは。
日産自動車株式会社 座間事業所内にあり、古いものでは1930年代の生産車から歴代のレースカーまで、日産のオンロード、オフロード両面の歴史を物語る車両など、総勢約400台の記念車が所蔵され、うち常時約300台が展示されています。
日産・プリンスといった初期の時代の車両から、モータースポーツで優秀な成績を収めた車両や、東京オリンピックで聖火を運んだ車両、世界初・日本初の技術や話題性の高いモデルなどが保管されているとのことです。
そしてその車両の約70%は走行可能な状態で維持されており、クルマの心臓であるエンジンもいつでもかかる状態に整備されているのです。
ずっと前から一度は行ってみたいと思っていました。そこで今回の旅行です。行くしかなかった・・・、行くしかなかったんです。
少し早く着いたことと違うゲートに到着してしまったこともあり、ゲストホールに一足早く案内していただきました。
ゲストホールにて目を引く車はこれです。
MID4(Ⅱ型)です。ミッドシップにして4輪駆動、このコンセプトカーにより、後に発売されるR32GT-RやZ32におおきく影響を与えたのでしょうね。コンセプトカーとは思えない仕上がりです。市販車って言っても問題ないレベルです。文句なくかっこいい車です。発売されなかったのが悔やまれますね。
最初に説明を受けそのあと自由見学です。
車両の中には乗ることのできる車両もあります。そして今回はフェアレディZ432のエンジン始動があるとのことです。とても楽しみです。一連の説明を受けたのち見学の開始です。展示場のシャッターが「ガラガラガラ」っと開いていきます。
「おおおおおぉ!!」すごいやん!めっちゃあるやん!ここええやん!感動です!。大切に保管されていることが一目でわかるピカピカの車たちが整然と並んで展示されています。
その光景に圧倒されながら、じっくりゆっくり見学の開始です。一通り歩いてみます。古い車から今の車へと、デザインの変化がすごいです。私は旧車フリークではないのですが昔の車も趣があっていいですね。
でも私の意中の車はこれです。なんだかんだと言ってBCNR33が好きなのです。
みんなからデカい、太いなんて言われているのですが、落ち着いた伸びやかなライン、後ろからのフェンダー越しに見た時のグラマラスな感じ、高速域の安定感などなど、自分が所有していたからということも含め肩入れしちゃうとってもいい車です。
その中でもこれです。GT-R LMこの車が大好きです。
「Keep The Dream Alive」、1995年のル・マン24時間耐久レースに出場した2台のうちの1台22号車です。
トリコロールのカラーリングといいど真ん中です。以前ミニカーでも記事にしました。
23号車です。
残念ながらロードカーは出張中でした。
その他には
NISSAN GT-R ボルトスペシャル
こんな車や
グループCカー
グループA、JGTC
あんな車
スカイライン
フェアレディZ
ラリーカー
スーパーシルエット
R390
などなど飽きることなく見学をしていきました。そしてエンジン始動の時間です。
エンジン始動はフェアレディZ 432です。S20エンジンの音、いいですね。ばらつくことなくアイドリングしています。そして吹かした時の咆哮、しびれます。
超楽しい時間はあっという間に過ぎていくのでした。来た甲斐がありました。
また来たくなる場所ですね。何台かは展示などの都合で出張中でしたのでまた改めてここに来ようと思ったのでした。「がんばれ日産!」「ありがとう日産!」
そして帰宅の途に就くのでした。楽しい旅も終わりです。次は奥様の要望に応えるべくキラキラの海に行きますよ^^。