デイトナ日記-11月14日-

11月14日(木)

少し早めに仕事を切り上げて、お店に向かいます。今日こそ買えると思いながら・・・。「ありますか?」「どのモデルでしたか?」「デイトナです」「白、黒文字盤どちらで」「白が希望です、しかし黒があれば黒でも」「少しお待ちください、在庫を確認してきます」・・・・。

奥の部屋に消えていきます。いやがうえにも期待が高まりますね。そして少しの時間を経て、奥の部屋から店員さんが出てきてですね。

笑顔でこういうのです。

「在庫がございました。ご購入をされますか?」

私としては期待はしていましたが、心の準備なく「えっ!!あるの!!」少しパニックです。
「ご購入なさいますか?」の問いに何ら異議はありません。「はい!購入します」と答えます。「写真入りの身分証明書などはお持ちですか?」と問われ「持っています」そして「こちらへどうぞ」と個室に案内されました。そこで私「奥様に電話してもいいですか?」と言ってTELです。・・・・・・・、出ません。前から買うって言ってるからいいよね、事後承諾でもいいよねって自分に言い聞かせ、買う宣言のチャットを入れて購入手続きに入ります。

夢見心地の時間です。

店員さんがデイトナを持ってきてくれます。「こちらです」、「本当にあるんですね」感嘆の声が漏れます。「やった!うれしい!神様ありがとう!」が何度も何度も頭の中で繰り返されます。

誓約書にサイン、嬉しさで少し手が震えています。免許証の提示と進み、支払いへ、この日のために用意していたカードです。一括払いですよ。そして取り扱い説明を受けます。実際手にとっての操作、緊張します。しっかりとした重みを感じました。一つの動作ごとに「おお」とか「わぁ」とか。

一通りの取り扱い説明を受けて次は腕に合わせてみます。そのままだと少し緩い感じだったので一コマの調整です。その間、店員さんとおしゃべり、感謝の意を伝えたり、購入してもらえてうれしいとの言葉をいただいたり、なんせほぼ毎日通わせていただいた店舗での購入がとても嬉しいことを伝えたり、ほかのモデルを購入しなかったこと、待ち続けた甲斐があったこと、「私が一人個室にいるときガッツポーズをしているのを防犯カメラで撮ってないですよね」とかとか。

調整も終わり、再び私の腕に・・・。

いいよね。うれしいよね。感激だよね。そして付属品の説明、取扱説明書、クロノメータータグ、国際保証書のケースについて伺い、デイトナは包装してもらうべくいったん退場です。その時にカタログも欲しい旨伝え、クリスマスシーズンのカタログと本カタログをいただくことに、

最後に国際保証書発行のための書類への記入です。間違えないように慎重に記入します。

購入手続きを終えました。いつも立ち寄らせていただいた店舗の皆様本当にありがとう。
とうとうデイトナが私のもとに来てくれました。2018年10月23日から店舗への訪問をはじめ2019年11月14日。56週、387日、この日数が多いのか少ないのかはわかりません。ただ私にとっては購入に至ることができたのだから日数の多い少ないはもう関係なくなってしまいました。でもこの嬉しさ・感激はこの期間あってのものなのかもしれません。最初の一歩は敷居が高く緊張しました。本当によく通い続けたなと思います。途中に他のモデルを購入しようと思ったり、結構疲弊し妥協しちゃおうかと思ったりしたけど、あきらめずデイトナを追い求めてよかったです。いろいろあったことは全てこの日のためにあったこと、この日の喜びのためにあったことのように思えます。

ここで購入までの「デイトナ日記」は幕引きです。

これからはデイトナと一緒の「真・デイトナ日記」ですね。

ROLEX、ロレックス正規販売店でのデイトナ116500LN白文字盤の購入に向けたマラソン通称デイトナマラソンの開始から購入までの日記となります。

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