外壁塗装大作戦 其の4 -塗装業者選定-

我が家の外壁塗装更新に向けての4回目です。

前回は比較検討を行いました。

我が家の外壁塗装更新に向けての3回目です。 前回は見積もり徴収です。 各社から見積もりが出てきました。 その内容を...

6社からの見積もりを比較検討して絞っていきます。

因みに我が家は、1戸建て、築13年、3階、壁面積は210㎡程度となります。予算は150万円です。

絞っていく中で、

まず、私の中で譲れないのは見積内容で

①建具周りのシールの打ち替えと壁材、パワーボード間のシールの打ち増し以上

②壁塗装材料は10年から15年の耐久性

③価格

です。

あと、見積もり数量が私が積算した数量に対して、かなり開きがあるような場合、マイナス印象になります。

それから、ネットなどを見ての塗装店の評価を加味して絞っていきました。

では

目次

業者寸評

A電気

(フッ素塗装:220万円、高級シリコン塗装213万円→180万→160万円)

最初に提示された見積もりは、群を抜いて高かったです。でも内容はしっかりと考えていただいたものでした。価格以外は希望通りです。

A電気さんとは結構話をしましたね。私の中では、大きなところに任せるというのは、悪いことではないと思っています。規模が大きいことは、それだけ信用、信頼性とか大事になってくると思うからです。安心感があるということかな。

だから、競争できる値段にするにはどうできるか考えていました。見積もりを見たところシール材料が変性シリコンとあったので、それをウレタンのノンブリードへ変更、またFRP防水に関してはやり替えとなっていたので、トップコートの施工へと変更しました。また、A電気さんの協力もあって、高級シリコンの外壁塗装の値段が総額213万円から160万円へと十分競争できる価格となってきました。

B塗装

(超低汚染・遮熱:160万 ラジカル遮熱:145万 ラジカル:130万)

こちらは、見積もりにシールの打ち替えや打ち増しの記載がありませんでした。また、施工数量が壁面で60㎡多く積算してあります。このことについて質疑を送ったのですが、電話で打ち合わせする約束をしたけれど結局連絡は入ってきませんでした。あまり熱意のない塗装店だなって感じです。ここは見積もりサイトからの紹介ですから、まあそんなもんなのでしょうね。

この時点で脱落です。

C防水

(超低汚染シリコン:160万→150万→162万、シリコン:142万→130万→142万)

C防水さんは、希望の①②③を満たしてくれる業者さんです。最初のネゴで魅力的な値引き金額を提示してくださいました。

ただ、見積もり数量がよろしくないです。壁塗装面積、シール積算数量が少なすぎます。そのあたりを質疑しました。最初は数量の増に対して金額の増はないということでしたが、それならば、少ない数量の材料で正規の数量の壁を薄く塗られては堪らないとのことを何気なく言うと、12万円アップとなってきました。

こんなところが、信頼度を低めていきますよね。

D店

(ラジカル塗装:147万円→140万円)

ここは最も魅力的な見積もりを持ってきてくれました。①②③項目すべて◎です。さらにシールはすべて打ち替えなんですね。見積もり数量もほぼほぼ合格点です。あえて言うとシール数量が150mくらい少ないということでしょうか。150m×800円/m=120,000、12万円分くらい低い感じですが。

私を躊躇させたのは、何も情報がないということです。評価のない業者さんを使うのはリスクありそうな、営業の人はいい感じで、こまめに連絡をくださっていたのですがね。一歩踏み出せない感じです。

E建装

(フッ素:179万、ラジカル防水:142万、ラジカル+向きコーティング:135万)

こちらは私が住んでいる地域で高評価な塗装店さんです。しっかりとした調査をしてくださいました。見積内容はシールについてフィラー刷り込みとなっています。自分の中ではシールは大事なんです。ここは譲れないんですよね。こちらにもいろいろと質疑をしました。保証についてとか。ここで大事なことを教えてもらいました。

よく壁塗装で保証10年とかあるのですが、それはあくまでも塗膜の保証ということです。場合によっては下地、壁材料のひび割れなんかで塗装面にひびが入った場合はその保証の限りではないということです。また、基本シールを補修しかしていないので、その辺りが悪くなってしまっての建屋内への漏水は、なんか保証の範囲に入らないんだろうなって感じです。

あくまでも塗装面の保証であって防水保証ではないということです。お気を付けを。

F建装

(砂壁調超低汚染シリコン:141万 超低汚染ラジカルシリコン:132万)

最後まで見積もりが来なかった業者さんです。こちらからまだですかって聞いたんですけど。ここで、すでにマイナス評価ですよね。見つまり内容はE建装さんとよく似た内容です。

こうして6社からの選定を行っていました。

選定

選定は消去法です。

第1次選定:

A電機は材料など再選定を行って見積金額を下げることができました。しかも業界でも大きなシェアを占めていますし、見積内容は希望通りとなっていますので合格です。さらに検討を行うとして、先に希望があります。

B塗装は連絡が取れませんでしたし、積算数量に疑問があります。シールについても不明確なので不採用です。

C防水は積算数量が不正確です。少なすぎます。やろうとしている内容は合格なのですが悩みどころです。キープかな。

D店は内容は最も魅力定期です。評価だけが・・・ですが、1次選定は合格。

E建装はシールに対して疑問があるのだけれど地域の評判とか見ていると捨てがたいのでキープです。

F建装は見積もりが遅くまで来なかったので不採用。

1次選定はA電機、C防水、D店、E建装が残りました。

第2次選定:

A電気・・・さらに良い提案で競争できる見積もりとなってきました。見積金額160万円ですが安心料込と思って合格。

C防水・・・少し迷走状態です。不信感が募ります。きっちりとした数量があってこと、きっちりとした仕事ができるのではないでしょうか。なので不採用。

D店・・・内容が最も良いのですが、評価がないので少し心配です。少し高くてもA電気で安心料をと思って不採用。

E建装・・・やはりシールがないのは不安なので不採用です。でもふつうはシールをやらないのかな。どうなのでしょうね。

2次選定にてA電気となりました。

どんでん返し

A電気が最後に残ったのですが、実はもう1社見積もりを取っていた塗装店があるのです。

私の中で一番信頼を置いている会社なんですが、値段がどうなのかなって思っていました。

仮にG塗装としましょう。この会社とは少しパイプがあって、ある時その会社の方と話をしている中で外壁塗装の見積もりを取っていて選定中という話をしたところ、「うちも見積もり出させてもらえませんか」ということで急遽参戦してもらったのです。

A電気さんの最終見積もりとの比較表です。

塗装材料は無機と有機のハイブリットの2液性弱溶剤塗料です。今回見積もりを取った塗装業者さんたちはすべて1液の水性塗料だったのですが、ここで2液性を持ってきてくれました。2液性は混ぜたりしなきゃならないですが、耐久性は良いとのことなのです。

そして気になるシールは、とってもリーズナブル。しかも窓周りの打ち替えは変性シリコンを使用とのことです。なんで高くならんのだろう。そしてA電気さんよりも10万円安い。内容も問題なし、信頼はおける。こうなってくると心はG塗装に傾きます。A電気さんはとっても相談に乗ってくれて頑張ってくれたので、申し訳ないと思いながらも、やはり価格という点で競争したときG塗装に軍配が上がってしまいました。

我が家の塗装依頼はG塗装に決定です。

スポンサーリンク
hal-sun広告
hal-sun広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
hal-sun広告