外壁塗装大作戦 其の3 -比較検討-

我が家の外壁塗装更新に向けての3回目です。

前回は見積もり徴収です。

前回は、見積もりを取るまでの過程です。 徐々に見積もりが来るようになりました。 早いところは1週間足らず、概ね1週間から...

各社から見積もりが出てきました。

その内容を下の表にまとめてみました。

まず外壁塗装材料について、フッ素とかラジカルとかシリコンとかいろいろありますね。塗装メーカーもいろいろです。

フッ素系塗料:高機能高耐久です。親水性があるので汚れが雨などで落ちていくそうです。ツヤがあるのでピカピカ見たい。でもお高いらしいです。

ラジカル塗料:ラジカルとは、酸素や紫外線、水などが顔料に接触することで発生する劣化因子らしいです。それを抑えることで、塗装の劣化を長期に抑える効果があるそうです。シリコン塗料とかアクリル塗料の仲間です。メリットはコストパフォーマンスです。機能と耐久性が高いけど価格は安い。バランスよしですね。

シリコン塗装:普及塗料って感じですね。ポピュラーな塗料です。フッ素には及びませんが高耐久な塗料です。

今回これらの塗料をと思ったのが10年から15年の耐久性を求めたからです。

比較表を見ていろいろ気付くことがあります。

B塗装とC防水は同じメーカー塗料を使用しているみたい。ここで単価を見てみるとB塗装の方が断然安いですね。こんなことがわかってきます。

E建装とF建装は仕上げ塗装材料は同じものがあるのですが下塗りの材料が違います。ここが違うことで値段が違ったりしているの。

どこかの業者さんが、水性塗料ってものはいくらでも伸ばして使うことができるって言っていました。大体1缶60㎡くらいだそうなのですが、薄めて使うことで材料費を抑えて利する悪徳なところもあるようです。注意しないとね。

外壁塗料を選定する際、対応年数というのも気になります。対応年数が長い=価格が高いとなっていますね。そうするとどの価格帯の塗料を使用するかが悩ましいところとなります。

ここで検討するなら、10年ごとに塗装を行うか、15年ごとに行うかを考えます。30年を考えた場合10毎だと3回、15年毎だと2回、外壁塗装時期が訪れます。

例えば10年の場合、塗装費用が100万円、足場などの費用が30万円として、130万円×3回=390万円となります。

15年の場合は、塗装費用が150万円、足場費用が30万円としたら、180万円×2回=360万円となります。となると15年の方が長期で見るとお得という答えが出てきます。

じゃあ、良い塗料にして長期対応にすればいいのかということですが、私はそうとは考えません、塗料の性能がそうであっても、その下、シールとかの劣化が問題となるんじゃないかなと考えるのです。おそらくシールは15年以上とかの耐久性はないのではないかと考えます。10年持てばいいんじゃないかなって。いくら壁の裏に遮水シートがあって水の侵入を防いでいるとしても建具周りとかはそのシートも切れていますから、実質シールの劣化=塗装塗り替えの時期となるんじゃないかと思うのです。

となるとそのバランスがいいところを選ばないとなと思いました。よってフッ素系とかの塗料についてはその単価がグンと跳ね上がるし、そこまでの対応年数は必要ないと考え、消去となりました。

すると各業者の中間の塗装仕様がいいのかなと考えています。

次に考えたのはシールについてです。

シールを打ち替える、増し打ちする、補修するという見積もりがあるんですが、これでかなりの値段が変わってくることもわかってきます。特にC防水の冊子周りのシール打ち替えは650円/mとA電気の1512円/mの40%くらいの値段です。D店の打ち替え800円/mもかなり安いと思います。A電機の板間の打ち増しよりも安いですね。これには少し理由があります。A電気は変性シリコンという材料を使用しています。D店はウレタンを使用するとのことです。この材料費はあると思います。変性シリコンの方が値が高いですから。それでもこの価格差はいかがなものかと思いますけど。A電気はシールの材料を変えることで再見積もりでかなり安くなってくるのですが。

私は少なくともサッシ周りのシールは打ち替える。外壁板間のシールは打ち増しするが希望なのです。そもそもサッシ周りは壁材料の後ろに張ってある遮水シートがサッシ取り合いで切れているはずなのです。その部分のシールが劣化して水が入ったら遮水シートはあまり役に立たないのではないかと考えます。板間であれば、遮水シートが機能するでしょうから、打ち替えまでは求めなくてもと考えます。けれど、その中でD店のすべてのシール打ち替えは魅力です。

あとは、その会社の評判ですね。やはりネットを見たりしてその会社評価を見たりします。何も基準がないから、たとえ信用度が落ちようともそれらの評価は加味してしまいます。いいと思っていたD店は何も情報がないのです。こんなので判断するのかと言われてしまいそうですが、二の足を踏んでしまいますね。それから、質疑のやり取りでその回答を見てみたりして絞っていきます。

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