前回は、見積もりを取るまでの過程です。
徐々に見積もりが来るようになりました。
早いところは1週間足らず、概ね1週間から2週間で来るような感じです。
これを書いている時点で1件だけ来てないのね。
まず初めに来たのは
見積もりサイトで紹介していただいたＢ塗装です。ただ郵送なんですね。見積もりを作成してくれた方自身も日ごろ塗装作業に従事されているようで郵送という形になったということです。内容を確認させていただきますが、外壁塗装材料を３点提案してくださいました。しかしながら積算数量、下地処理、別途工事、保証について疑問があります。壁塗装面積より足場面積が少ないとか、こちらで拾い出しした壁面積より60㎡くらい多いのです。かなり不明なところが多いので「うーーーん」という感じです。
次に見積もりが上がってきたのはC防水です。家まで見積書を持ってきてくれました。私が気にしているのは塗装の劣化もさることながらシールの劣化も気になるのです。シールが切れちゃうと建物内に水を呼び込むからね。その点Ｃ防水は建具周りのシール打ち替えと、パワーボードの板間のシールの打ちましを提案してくれています。内容としては満足いくものなのですが。なんせ、数量が怪しい。拾い出し数量が少なすぎるのです。B塗装の逆ですね。メールなどでこの数量で問題ないのですかとか聞いたのですが、施工数量増はないとのこと。これって見積もり数量で実施工するなら塗装を薄く塗るってことのような気がしてなりません。だって、発注材料が150㎡分で施工数量が210㎡だとその分薄く塗らないと足らなくなりますよね。
値段的にはいい線なのです。
次にＥ建装が見積もりを持ってきてくれました。しっかりとした調査報告書があって説明をしてくださいます。4種類の外壁材の提案をしてくださいました。おすすめは無機系のコーティング剤を使用したものだそうです。Ｅ建装はシールに関しては高弾性フィラーの刷り込みとなっていました。シールの亀裂がある部分に刷り込んでいくそうです。この提案に関しては少し引っかかるのです。劣化したシールに対してのフォローになっていないんじゃないのかと。打ち替えや打ち増しだとシール部分の塗装模様がなくなって目立つからということでした。私は意匠より防水です。こっちの方が将来的に建物にいいと思うのです。
数量的には適正な数量と思いました。屋根の塗装に対しては縁切り材を使用することを説明してくれました。理になかった説明をしてくださいます。
次はＤ店です。頭一つ、いや二つ安いです。しかもシール全部打ち替えです。説明もしっかりとしてくださいます。こうなってくると正解が何かわからなくなってきます。ここが仕事の内容からすると一番いいと考えるのですが、ネットなどで調べてみるの評判など何もヒットしないのです。悩ましいですね。保証とかあるのですが、ちゃんと施工していただけるのか少し心配な面もあるのです。安かろう悪かろうですね。また契約を少しせかしてくる点も少しマイナスですね。今なら・・・のパターンかな。
そして、Ａ電気。圧倒的に高いです。何が高いかというと建具周りのシールの打ち替えと、パワーボードの板間のシール打ち増しです。また塗装を下請負、孫請負に出しているため経費がかかっているのではないでしょうか。シール数量を抜いてしまえばＥ建装と同じくらいの感じになりそうです。もう少し金額を頑張れるか聞きます。シールの種類が変性シリコンであるところをウレタンにしたりして金額圧縮を要望です。あとから気づいたのですが、FRP防水を新規施工するような見積もりです。ここは清掃、プライマー、トップコート再施工でいいのかなと思いました。そうすれば結構戦える見積もりになりそうです。
こうしてＦ塗装を除いて第1回目の見積もりは出てきたのでありました。
今回見積もりを取った中で、気が付いたこと。それは保証についてです。よく保証10年とか謳っていますが、これってね、塗装面のみの保証みたいです。シールの劣化などは保証に該当しないとか言われました。不思議だったのです。古くなったシールに対し補修だけして再塗装して10年くらいの保証を出すことに、防水保証ということではなく、塗装が剥がれたりしたときの塗膜保障ということみたいですね。基本水の侵入はパワーボードの内側に遮水シートが貼って合って、そこで水の侵入を防ぐとのことです。でもねそこは最後の砦だから、そこに水が行かないために、健全なシール部分が必要と思うのです。